ギターチューナー無料|アコギ・エレキをマイクで調弦

ギターの標準チューニング(EADGBE)に対応した、無料のオンラインギターチューナーです。アコギ・エレキを問わず、マイクで弦の音を聴き取って針メーターでズレをセント単位で表示します。練習前の調弦チェックや弦交換後の確認に、インストール不要ですぐ使えます。

操作パネル

使い方

時間領域の自己相関(NSDF)に放物線補間を組み合わせ、標準チューニングの目標音E2〜E4に対するズレを検出します。不明瞭なノイズは明瞭度ゲートで棄却し、解析はすべてブラウザ内のWeb Audio API経由のメモリで行われます。

On this page

    「開始」でマイクを許可し、他の弦を軽く押さえて1本ずつ弾いてください。12フレット付近ではじくと基音がきれいに出ます。針が中央の緑(±3セント以内)になれば完了です。左の琥珀色は低め(緩い)、右の赤は高め(張りすぎ)です。

    6弦から順に一巡したら、もう一度6弦に戻って確認してください。1本合わせるとネックの反りが変わり、他がわずかに動くためです。変則チューニングに変えるときは、ドロップD・オープンG・オープンD・DADGADの各ページが便利です。

    アコギ(アコースティックギター)はボディが共鳴して音がよく通るため、マイクから20〜30cmほど離して1本ずつ弾くと安定します。エレキギターは生音が小さいので、マイクに近づけて弾くか、アンプをクリーン設定の小さめの音量で鳴らすと読み取りやすくなります。歪みをかけると倍音が増えて判定が乱れるため、調弦はクリーンな音で行ってください。エレキギターチューナーとして使うときも、ケーブルやオーディオインターフェースは不要で、スマホやパソコンの内蔵マイクだけで読み取れます。

    標準チューニング(EADGBE)の開放弦周波数一覧表

    ギターの標準調弦は太い第6弦から第1弦へE-A-D-G-B-Eの順に合わせます。隣り合う弦の間隔は基本的に完全4度ですが、第3弦と第2弦の間のみ長3度です。

    日本の合奏や吹奏楽で標準的なA4=442 Hz基準時の目標周波数も合わせて掲載します。

    ギター開放弦の周波数一覧(A4=440 Hz / 442 Hz)
    弦番号音名音高A4=440 HzA4=442 Hz弦の特徴
    第6弦(最低音)E2ミ82.41 Hz82.78 Hz最太巻弦。12フレット上で弾くと基音明瞭
    第5弦A2ラ110.00 Hz110.50 Hz音叉(110/440 Hz)と合わせる調弦基準弦
    第4弦D3レ146.83 Hz147.50 Hz中低音巻弦。5弦と完全4度関係
    第3弦G3ソ196.00 Hz196.89 Hzプレーンまたは巻弦。2弦とのみ長3度
    第2弦B3シ246.94 Hz248.06 Hzプレーン弦。ベンディングで狂いやすい
    第1弦(最高音)E4ミ329.63 Hz331.13 Hz最細プレーン弦。6弦の2オクターブ上

    5フレット法とハーモニクス法による相対調弦の手順

    チューナーを使わず耳で音を合わせる代表的な手法が「5フレット法」と「ハーモニクス法」です。いずれも2音が同時に鳴った際の「唸り(ビート)」が消えるポイントを捉えます。

    5フレット法では低音弦の5フレットを押さえた音と高音弦の開放弦をユニゾンで揃えます。第3弦のみ長3度間隔のため4フレットを押さえる点に注意してください。

    相対調弦(5フレット実音・ハーモニクス)の手順対照表
    基準側の操作合わせる弦の操作目標音高調弦のポイント
    第6弦 5フレット第5弦 開放弦A2(110.0 Hz)実音同士の唸りが消えるまで巻き上げる
    第5弦 5フレット第4弦 開放弦D3(146.8 Hz)5弦の実音に4弦開放弦をユニゾン調弦
    第4弦 5フレット第3弦 開放弦G3(196.0 Hz)4弦の実音に3弦開放弦を合わせる
    第3弦 4フレット第2弦 開放弦B3(246.9 Hz)3弦のみ4フレットを押さえて比較する
    第2弦 5フレット第1弦 開放弦E4(329.6 Hz)2弦の実音に1弦開放弦を合わせる
    第6弦 5Fハーモニクス第5弦 7FハーモニクスE4(倍音)両弦の倍音を同時に鳴らし唸りをゼロにする

    弦振動の物理学:インハーモニシティとネック張力

    ギター弦は理想的な柔軟な弦ではなく曲げ剛性を持つため、高次倍音が純粋な整数倍よりわずかに高くなるインハーモニシティ(非整数倍音性)が生じます。特に太い巻弦で顕著です。

    また、6本の弦全体で50〜70kgfの張力がネックにかかっています。1本のテンションを変えるとネックの反りがわずかに変動し、他の弦の音程が動くため、全体の2〜3巡確認が欠かせません。

    チューニングが狂う原因とトラブルシューティング

    調弦が安定しない時は、力学的な原因と集音環境の両面を確認することが重要です。

    • 必ず低い側から巻き上げて合わせる:高くなった弦を緩めて止めるとペグギアのバックラッシュで演奏中に緩みます。必ず一度目標より下げ、巻き上げながら合わせます。
    • ナット溝の摩擦を解消する:ペグを回したときにピキッと音がしてピッチが跳ぶ場合、ナット溝で弦が噛んでいます。溝に鉛筆の芯(黒鉛)を塗ると滑りが改善します。
    • 弾かない弦を確実に消音する:マイクは全体の音を拾うため、開放弦の共鳴があると針が揺れます。弾く弦以外は手のひらで軽く押さえて消音してください。
    • オクターブ調整(オクターブピッチ)の確認:開放弦が合っていても12フレットの実音がズレている場合は、ブリッジサドルの前後位置調整が必要です。

    よくある質問

    ギターの標準チューニングの音程は?

    低い方からE2(82.41 Hz)、A2(110 Hz)、D3(146.83 Hz)、G3(196 Hz)、B3(246.94 Hz)、E4(329.63 Hz)のEADGBEです。隣り合う弦の間隔は基本的に完全4度で、3弦と2弦の間のみ長3度の並びになっています。

    合っているかどうかの目安は何セントですか?

    ±3セント以内を目安にしています。半音は100セントなので、3セントは半音の約30分の1の細かさで、コードを弾いたときに澄んで聴こえる範囲です。

    チューニングがすぐ狂ってしまいます。

    新しい弦は伸びるため、張ってから軽く引っ張って伸ばし、合わせ直す作業を数回繰り返してください。ペグの巻き数が多すぎたり、ナットの溝がきつかったりしても狂いやすくなります。

    変則チューニングにも使えますか?

    このページは標準チューニング専用です。ドロップD・ドロップC・半音下げ・オープンD・オープンG・DADGADには専用ページがあり、弦ごとの目標音が切り替わるため速く合わせられます。

    音声は録音・送信されますか?

    されません。マイク信号の解析はすべてブラウザ内のメモリで行われます。タブを閉じるか停止すればマイクへのアクセスは即座に解除されます。

    アコギ(アコースティックギター)でも使えますか?

    使えます。アコギはボディが共鳴して音がよく通るため、マイク式のチューナーと相性の良い楽器です。ナイロン弦・スチール弦のどちらでも音程と周波数は同じです。他の5本の弦を手のひらで軽く押さえ、12フレット付近を1回はじくと、共鳴に邪魔されず安定した表示になります。

    エレキギターでも使えますか?

    使えます。エレキは生音が小さいので、マイクに近づけてはっきり弾くか、アンプをクリーン設定の小さめの音量で鳴らしてください。歪みをかけると倍音が増えて検出が乱れるため、調弦はクリーンな音で行います。ネック側のピックアップの方が基音が素直に出て、トーンを少し絞るとさらに読み取りやすくなります。

    アプリのインストールは必要ですか?

    不要です。このページはブラウザだけで動くため、インストールも更新も登録も必要ありません。マイクに入った音は端末の外に送信されず、録音もされません。スマホではホーム画面に追加すると、アプリのように1タップで開けます。

    無料で使えるおすすめのギターチューナーは?

    精度(±3セント程度)・低音弦での安定性・開いてすぐ使える手軽さの3点で選ぶと失敗しません。このページは完全無料で登録もアプリも不要、マイクの音はブラウザ内だけで解析するので、アコギでもエレキでもすぐに調弦を始められます。

    エレキギターチューナーはどれがおすすめ?

    選ぶポイントは、6弦のE2(82.41 Hz)を安定して読めるか、セント単位の精度があるか、開いてすぐ使えるかの3点です。このページはブラウザだけで動くエレキギターチューナーで、インストールも登録も不要。アンプがなくても、ギターをマイクに近づけて弾けばそのまま調弦できます。

    チューナーを使わずに音を合わせる方法はありますか?

    あります。音叉やピアノなどの基準音に1本の弦(通常は5弦A音)を合わせ、その弦を基準に他の弦を順に揃えていく「相対調弦(実音やハーモニクスによる調弦)」という方法です。2つの音が同時に鳴ったときの「うなり」が消えるポイントを耳で聴き取って合わせます。電子チューナーがない環境や耳を鍛える練習として有効です。相対調弦の具体的な手順やコツは、解説ガイド「耳でギターを合わせる方法」で詳しく解説しています。