周波数ジェネレーター無料|サイン波・トーン生成

無料の周波数ジェネレーター(トーンジェネレーター)として、正確な周波数の純音や基本波形をブラウザ上で直感的に生成できます。大型ダイヤルによる周波数調整、音名やセント表示、オシロスコープ、2つの独立オシレーターによる和音・ビート合成、無料のWAV書き出しに対応しています。

操作パネル

耳を守りましょう。小さい音量から始めてください。聞こえないからといって音量を上げないでください。表示はdBFS(デジタル基準の相対値)であり、SPLではありません。

使い方

Web Audio APIによりブラウザ内で純音や基本波形をリアルタイム合成します。外部サーバー通信は不要で、出力レベルはデジタル基準のdBFSで表示されます。

On this page

    大型ダイヤルをドラッグして周波数を合わせます。ダイヤルは対数スケールを採用しており、RANGE(レンジ)スイッチで×1(20〜200 Hz)、×10(200 Hz〜2 kHz)、×100(2〜20 kHz)の10倍ごとに切り替えられます。FINEスイッチで微調整モードになり、NOTEスイッチをオンにすると最寄りの平均律の音名(音程)にスナップします。

    サイン波(正弦波)・矩形波・鋸歯状波・三角波の4波形をボタンで切り替えられます。上のオシロスコープには現在の出力波形が、下のレコーダーには過去8秒間の周波数履歴がオーディオハードウェアの時計と同期して描画されます。

    Channel Bを有効にすると、周波数と波形が独立した2つ目のトーンを重ねて再生できます(うなり音や相互変調歪みの実験に便利です)。BALANCEフェーダーで左右定位(パン)を振り、OUTPUT LEVELで出力ゲイン(dBFS)を調整します。ステージモードで全画面表示に切り替えられ、現在の設定はURLパラメータに反映され共有や保存が可能です(2秒間の16-bit WAVダウンロードも無料です)。

    基本合成波形の倍音構造とクレストファクター一覧

    シグナルジェネレーターの波形は、単一周波数のみのサイン波(正弦波)と、豊かな高調波(倍音)を含む複合成波形に大別されます。波形ごとに含まれる倍音の次数と減衰比率が音色の特徴を決めます。

    サイン波は理論上倍音を含まないため歪率(THD)測定や聴力測定の基準音として不可欠です。一方、矩形波や鋸歯状波は広帯域の倍音を含み、フィルター特性やツィーター応答テストに適します。波高値と実効値の比率を示すクレストファクターも波形ごとに固有です。

    基本4波形の倍音スペクトル構成・クレストファクターおよび推奨テスト用途
    波形名称倍音スペクトル構成振幅減衰特性クレストファクター主な音響測定用途
    サイン波(正弦波)基音のみ(高調波なし)倍音なし(純音)3.01 dB (約1.41)歪率(THD)測定、聴力検査、ビビリ音検出
    矩形波(スクエア)奇数倍音のみ (3f, 5f, 7f...)1/n(周波数に反比例)0.00 dB (1.00)過渡応答測定、極性判別、ツィーター負荷試験
    三角波(トライアングル)奇数倍音のみ (3f, 5f, 7f...)1/n²(急峻な高域減衰)4.77 dB (約1.73)プリアンプ線形性試験、穏やかな倍音励振
    鋸歯状波(ノコギリ波)全整数倍音 (2f, 3f, 4f...)1/n(周波数に反比例)4.77 dB (約1.73)フィルター特性試験、シンセサイザー基礎音

    対数ダイヤル操作・ディケード切替とキーボード対応一覧

    本ツールのダイヤルはアナログ発振器と同様にディケード(10倍単位)方式です。300度の対数スケールが1ディケードをカバーし、RANGEスイッチで×1(20〜200 Hz)、×10(200 Hz〜2 kHz)、×100(2〜20 kHz)を行き来できます。FINEで微調整、NOTEで平均律音名にスナップします。

    キーボード操作にも完全対応し、正確な半音ステップ変更や鍵盤演奏が可能です。操作はWeb Audioの高精度クロックに直接スケジュールされ、描画遅延に左右されない確実なピッチ制御が行われます。

    キーボードショートカット機能と操作一覧
    キー操作機能分類動作内容詳細仕様
    Spaceトランスポート再生 / 停止の切り替え音声出力を即座にトグル開始・停止
    ↑ / →周波数調整+1半音ステップ上昇Shiftキー併用で+10半音ジャンプ
    ↓ / ←周波数調整−1半音ステップ下降Shiftキー併用で−10半音ジャンプ
    Home / Endダイヤル移動最小値 / 最大値へ即座移動ダイヤルフォーカス時(20 Hz / 20 kHz)
    R / rレンジ切替ディケード倍率の循環切り替え×1 → ×10 → ×100 → ×1
    A〜K鍵盤演奏C4〜C5(1オクターブ)単音発音白鍵・黒鍵に対応したリアルタイム音出し
    Escape画面モードステージモードの終了全画面表示から通常画面へ復帰

    聴覚保護とオーディオ機器・スピーカーの破損防止ガイド

    純音を聴く際、人間の聴覚感度は周波数によって大きく変化します(等ラウドネス曲線、ISO 226)。耳は3〜4 kHz付近で最も高感度で、20 Hzの低音や15 kHz以上の高音では感度が著しく落ちます。高周波が聴こえにくいからとボリュームを上げると過大な音響エネルギーで急性音響外傷を引き起こす危険があります。

    スマートフォン等の内蔵スピーカーは物理的限界から80 Hz以下の低音を再生できません。超低域を大音量で流すとボイスコイルに過大振幅が加わり破損を招きます。超低域のチェックには適切なウーファーを備えたスピーカーやヘッドホンをご使用ください。

    • 出力レベルはデジタル基準のdBFS(フルスケール比)であり、絶対音圧(SPL)ではありません。
    • 単一周波数の連続聴取時は耳の局所的な疲労を防ぐため定期的に休憩を取ってください。
    • 2音ミックス(Channel B)時は波形合成でピークが上昇するためクリッピング警告灯にご注意ください。
    • Bluetooth接続では圧縮や遅延(100 ms以上)が生じるため、厳密な測定には有線接続を推奨します。

    このページでわかること:周波数ジェネレーター、サイン波・矩形波・三角波・鋸歯状波の生成、音名表示、2音ミックス、WAV書き出し。

    よくある質問

    どの波形を使えばいいですか?

    聴力チェックやスピーカーの歪み確認には、倍音を含まない最も純粋な「サイン波(正弦波)」をお使いください。高音ドライバーのテストや倍音豊かな響きを試したい場合は矩形波や鋸歯状波、柔らかい音には三角波が適しています。

    特定の周波数(432 Hzなど)に正確に合わせるには?

    ダイヤルをドラッグして数値表示を合わせるか、ダイヤルにフォーカスを当ててキーボードの矢印キー(↑/↓で半音、Shift併用で10半音)で微調整できます。また、URLに「?freq=432&wave=sine」と直接指定して開くことも可能です。

    2つの周波数を同時に鳴らせますか?

    可能です。「Channel B」をオンにすると、周波数も波形も個別に設定できる2基目のオシレーターが起動し、2音の和音や、わずかな周波数差による「うなり(ビート音)」を簡単にシミュレーションできます。

    生成した音を音声ファイルとして保存できますか?

    できます。「WAV書き出し」ボタンを押すと、現在鳴らしている設定(2音ミックスやステレオ定位を含む)のまま、2秒間の16-bit WAVファイルがお使いの端末内で瞬時に生成され、無料でダウンロードできます。

    キーボードショートカットで操作できますか?

    可能です。Spaceで再生停止、矢印キー(↑/→で+1半音、↓/←で−1半音、Shiftで10半音)で周波数を変更できます。A〜Kキーで1オクターブの鍵盤演奏ができ、Rキーでレンジ切り替えが可能です。

    ステージモード(全画面表示)の利点は何ですか?

    大型メーターとオシロスコープを全画面表示するモードです。画面スリープを防ぐScreen Wake Lockが動作し、ライブや測定現場でも画面が消えずに安定して利用できます。Escapeキーで解除できます。

    スピーカーや耳を痛めないための安全な使い方は?

    必ず小音量から開始してください。20〜40 Hzの超低音は小型スピーカーでは聴こえず過大振幅で破損の原因になり、15 kHz以上の超高音は大電力が出力されているため音量を無理に上げないでください。