スイープジェネレーター無料|周波数スイープ音生成
無料のスイープジェネレーターとして、低音から高音まで滑らかに連続して周波数を変化させるサイン波スイープ音をブラウザで生成します。スピーカーやイヤホンの周波数レスポンス確認、部屋の定在波による音の濁りやビビリ音(共振)の特定に最適です。
操作パネル
耳を守りましょう。小さい音量から始めてください。聞こえないからといって音量を上げないでください。表示はdBFS(デジタル基準の相対値)であり、SPLではありません。
使い方
Web AudioのOscillatorNodeとAudioParamオートメーションを用いて、線形(Linear)または対数(Logarithmic)の高精度スイープをリアルタイム生成します。
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開始周波数(例: 20 Hz)と終了周波数(例: 20,000 Hz)、およびスイープの継続時間(秒数)を設定します。
オーディオの周波数チェックには「対数(Log)」スイープがおすすめです。人間の聴覚に合わせて低域から高域まで均等な時間配分で上昇します。
再生中に特定の周波数でガタガタと異音がしたり急に音が大きくなったりする場合、その帯域でスピーカーのパーツや室内の家具が共振しています。
リニアスイープと対数スイープの周波数推移式と特徴比較
周波数スイープ信号は開始f1から終了f2まで連続的にピッチを変化させる信号です。推移の法則にはリニア(線形)と対数(ログ)の2種類があり、数学的な時間関数によって明確に区別されます。
リニアスイープの周波数関数は f(t) = f1 + ((f2 - f1) * t) / duration で表され、毎秒一定の周波数幅で増加します。対数スイープの関数は f(t) = f1 * (f2 / f1)^(t / duration) で表され、時間あたりの周波数比率(オクターブ/秒)が一定です。人間の聴覚はオクターブ基準に従うため、対数スイープが均一な速度感に聴こえます。パーカッシブモードでは約0.28秒周期で短い対数チャープ音(アタック5 ms、リリース20 ms)を断続的に生成します。
| スイープ方式 | 周波数推移の数学法則 | 5秒間での推移速度 | オクターブあたりの時間 | 主な推奨用途 |
|---|---|---|---|---|
| リニア(線形) | f(t) = f1 + ((f2 - f1) * t) / duration | 毎秒3,996 Hzの一定変化 | 低域は約20 ms、高域1 kHzは約250 ms | 固定帯域幅アナライザー測定 |
| 対数(Logarithmic) | f(t) = f1 * (f2 / f1)^(t / duration) | 毎秒約2オクターブ(比率約4倍) | 1オクターブあたり約0.5秒(均等) | スピーカー試聴、室内音響測定 |
| パーカッシブ(断続) | 対数チャープ音の周期的反復生成 | 0.28秒周期でチャープ反復 | チャープ内部は対数推移 | 耳での瞬時判定、反復刺激チェック |
室内音響の励振とインパルス応答測定の原理(デコンボリューション)
スピーカーから対数サインスイープを再生してマイクで録音し、元の信号で逆畳み込み(デコンボリューション)処理する手法は室内音響測定の業界標準です。この測定から部屋のインパルス応答(RIR)を高精度に復元し、周波数特性や残響時間(RT60)を算出できます。
対数スイープ測定には2大利点があります。全オクターブに均等な時間が割り当てられるため全帯域で均一なSN比を確保できる点、そしてスピーカー自身の高調波歪が主インパルスの手前に先行して分離現れる点です。第k次高調波歪は約 T × ln(k) / ln(f2 / f1) 先行するため、スピーカー歪みを時間窓で完全に除外できます。
- 30〜200 Hzの低音スイープで部屋の定在波(ルームモード)による音の膨らみや谷間を確認できます。
- 家具や窓ガラス、キャビネットのネジが特定周波数で共振するポイントを的確に特定できます。
- ウーファーとツィーターのクロスオーバー帯域で音が濁ったり窪んだりしないかをチェックできます。
測定トラブルシューティングと安全上のガイドライン
他タブに切り替えると画面の数値更新が抑制される場合がありますが、Web Audioのハードウェアクロックはバックグラウンドでも正確に動作を継続します。また、0.2秒などの極短スイープは耳での判定には短すぎるため、試聴確認には3〜10秒の設定を推奨します。
小型スピーカーは30 Hz以下の低音を物理的に再生できず、過大振幅で破損の原因になります。高域(10 kHz以上)も耳への刺激が強いため、聴こえにくいからと音量を上げず、常に安全な音量を保ってください。
- Bluetooth接続は圧縮や遅延で高域が制限される場合があるため、測定には有線接続をご使用ください。
- PCやスマホの音響効果・ノイズ低減機能がオンになっていると波形が変化するためオフにしてください。
- 耳に不快な周波数に達した場合は直ちに停止ボタンを押し、無理な高音量での連続再生はお控えください。
よくある質問
スイープ音は何のテストに使いますか?
スピーカーのコーン紙やグリルのビビリ音、エンクロージャーの共振、部屋の壁や窓の共振周波数を探すために最もよく使われます。
リニア(線形)と対数(Log)の違いは?
リニアは毎秒一定のHz(周波数)ずつ上昇するため高域が長く聴こえます。対数はオクターブごとに同じ時間をかけて上昇するため、人間の音階感覚に自然に合致します。
スイープ中に音が途切れるのはなぜですか?
耳の可聴限界を超えているか、スピーカーやアンプの再生能力を超えている可能性があります。特に30 Hz以下の超低域や16 kHz以上の超高域で途切れやすくなります。
スイープの方向(上昇・下降)はどちらを選ぶべきですか?
通常は低音から高音へ向かう「上昇(Up)」が標準的です。「下降(Down)」はスピーカーが周波数の変化方向によらず均一な応答を示すか確認する際に用いられます。
パーカッシブモード(Percussive)とはどのような機能ですか?
連続的なグライドの代わりに約0.28秒周期で短いチャープ音(0.03〜0.14秒)を反復出力するモードです。音の区切りが明瞭で、耳での可聴判定や異音チェックに適しています。
スイープ音を大音量で鳴らしても安全ですか?
安全のために必ず小音量から開始してください。超低域スイープはコーン紙に過度な振幅を要求し、高域スイープは耳に強い負担をかけます。音量を上げすぎないことが重要です。