周波数チェック無料|可聴域ステップ診断
周波数チェック無料ツールとして、低域(20 Hz〜200 Hz)の9段階および高域(2 kHz〜20 kHz)の10段階の固定ステップサイン波を順番に再生し、自分の耳とオーディオ機器がどの周波数をしっかりカバーしているかをチェックリスト形式で素早く確認できる診断テストです。連続的な変化ではなく1音ずつ独立したステップ再生を採用しているため、どの周波数まで聞き取れたかを正確に把握できます。ブラウザ上でWeb Audio APIを用いてローカル合成され、登録不要ですぐに利用できます。
操作パネル
耳を守りましょう。小さい音量から始めてください。聞こえないからといって音量を上げないでください。表示はdBFS(デジタル基準の相対値)であり、SPLではありません。
使い方
低域モード(20、30、40、50、60、80、100、150、200 Hzの計9ステップ)と高域モード(2、4、6、8、10、12、14、16、18、20 kHzの計10ステップ)を切り替えてテストします。各ステップは1.2秒間の純粋なサイン波で、ゲイン0.25(約-12.0 dBFS)の固定レベル、立ち上がり20ミリ秒・立ち下がり80ミリ秒のフェード処理によりクリップノイズなく再生されます。「聞こえた」「聞こえなかった」の回答に応じて自動的に次のステップへ進行し、可聴マップを記録します。
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画面上部で「低域チェック(20〜200 Hz)」または「高域チェック(2〜20 kHz)」のモードを選択します。切り替えると即座に該当モードのステップ一覧が表示され、前回テストした記録があれば復元されます。
ヘッドホンまたはスピーカーを準備し、静かな部屋で適度な音量に設定します。測定中に音量を上げ下げすると周波数ごとの比較ができなくなるため、最初に設定した音量を固定してください。
「ステップを再生」ボタンを押すと、現在の周波数のトーンが1.2秒間再生されます。ボタンを押すまで音は鳴りませんので、ご自身のペースで確認できます。
音が聞こえたら「聞こえた」、聞こえなければ「聞こえなかった」を押します。ボタンを押すと結果がチェックマップに即座に反映され、自動的に次の周波数ステップへ進みます。
全ステップの回答が完了すると診断結果が表示され、何個のステップを聞き取れたかが集約されます。結果はブラウザに自動保存され、「チェックをリセット」で何度でも再測定できます。
このテストは医療機器ではなく、医学的な診断を行うものではありません。音量はデジタル基準(dBFS)の固定値であり、校正された聴力検査機器とは異なります。大音量での再生は耳や機器に負担をかけるため、必ず控えめな音量で開始してください。
低域・高域チェックリストの周波数仕様一覧
本ツールは、人間の全可聴帯域(20 Hz〜20 kHz)の中から重要な周波数を厳選し、2つの独立した診断モードとして構成しています。
各モードのステップ数、具体的な周波数、および診断の狙いは以下の表のとおりです。
| モード | ステップ数 | 周波数一覧 | 主な診断目的 |
|---|---|---|---|
| 低域モード | 9ステップ | 20, 30, 40, 50, 60, 80, 100, 150, 200 Hz | 耳の低域感度、スピーカーの低域再生限界、ポート共振の確認 |
| 高域モード | 10ステップ | 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14, 16, 18, 20 kHz | 耳の高域可聴上限、加齢による感度変化、ツイーターの動作確認 |
周波数別の室内挙動と聴覚の物理特性
周波数が変わると、空気中を伝わる音波の波長(λ = 音速 343 m/s ÷ 周波数)が大きく変化し、部屋の中での音の振る舞いも激変します。
以下の表は、各周波数帯における波長、室内音響での特徴、および人間の聴覚における受け止め方を対照したものです。
| 周波数帯 | 波長 (20℃) | 室内での振る舞い | 人間の聴覚特性 |
|---|---|---|---|
| 20 Hz | 17.2 m | 部屋の寸法より長く、空気圧の変動として満ちる | 人間の可聴下限。音というより振動として知覚 |
| 100 Hz | 3.43 m | 部屋の壁間で定在波を形成し音圧のムラを生む | 等ラウドネス曲線の影響で中域より大きな音圧が必要 |
| 1 kHz | 34.3 cm | 家具や壁で反射し拡散しやすい | 人間の耳が最も標準的に反応する基準周波数 |
| 10 kHz | 3.43 cm | 直進性が強く障害物で遮られやすい | 空気感や子音を構成。加齢で感度が低下しやすい |
| 20 kHz | 1.72 cm | 鋭いビーム状に放射され空気吸収も大きい | 人間の可聴上限。多くの成人は聞き取り困難 |
帯域別の聞こえにくさとトラブルシューティング
特定のステップで音が聞こえない場合、耳の聴力だけでなく再生機器やリスニング環境の制約が考えられます。以下の手順で原因を切り分けてください。
- 機器の再生能力の切り分け: スマートフォンやノートPCの内蔵スピーカーは低域(特に20〜80 Hz)を鳴らせません。密閉型ヘッドホンでお試しください。
- Bluetoothコーデックの確認: ワイヤレス接続では高域(16〜20 kHz)がカットされる仕様があります。有線接続でのテストを推奨します。
- 定在波の影響確認: スピーカーで聴いていて特定の低音が聞こえない場合は、頭の位置を前後に数十センチ動かしてみてください。
- OSのオーディオ拡張機能の解除: イコライザーや音量自動調整が有効になっていると測定結果が歪みます。事前にオフにしてください。
音量設定と聴覚安全ガイドライン
正確で安全な周波数チェックを行うための注意点です。
- 固定音量の維持: 本ツールは-12.0 dBFSの固定音量で再生されます。途中で音量を変更せず、最初の設定音量を保ってください。
- 追い込み音量の禁止: 聞こえない高音や低音を聞き取ろうとして音量を過大に上げることは、耳への負担となるためお控えください。
- 医療受診の判断: 片耳だけ極端に聞こえない場合や、急激に聞こえが変化した場合は、耳鼻咽喉科専門医へご相談ください。
このページでわかること:周波数チェック、低音〜高音の聴こえ確認、20 Hz〜20 kHzのスイープ、聞こえる限界の測定。
よくある質問
周波数チェックの目的は何ですか?
各周波数のステップ音を順番に聴取することで、耳の可聴範囲の上限・下限の把握や、ヘッドホン・スピーカーが各帯域を正常に再生できているかを短時間で確認できます。
低域モードと高域モードの違いは何ですか?
低域モードは20〜200 Hzの9段階で重低音や機器の低域再生限界を診断し、高域モードは2〜20 kHzの10段階で可聴高域の上限やツイーターの動作を確認します。
特定の周波数でビリビリと異音がします。
スピーカーの振動板のストローク限界、あるいは部屋の家具や建具がその周波数の空気振動に共振している可能性が考えられます。
オージオグラム聴力テストとの違いは何ですか?
聴力テストは音量を上下させて最小可聴レベル(閾値)を測るのに対し、本ツールは固定音量で各周波数が聞こえるかどうかを素早く網羅チェックする診断です。
途中の周波数だけ聞こえない場合はどうすればいいですか?
部屋の定在波による音の打ち消し(ヌル)や、ヘッドホンの周波数特性の谷間が疑われます。別のイヤホンで再確認するか聴取位置を変えてみてください。
測定時の音量設定の注意点は?
聞こえないステップがあっても途中で音量を上げないでください。固定音量を保つことで帯域ごとの感度差を正確に把握でき、耳の安全も守られます。