442Hz調律基準音ジェネレーター無料|音叉・基準ピッチ
オーケストラや吹奏楽、各種楽器の練習に使える高精度な無料チューニングジェネレーター(調律基準音発生器)です。一般的なA4=440 Hzをはじめ、吹奏楽やクラシックで多用されるA4=442 Hz、ソルフェジオやアコースティックで好まれる432 Hzなどにワンクリックで対応します。日本の吹奏楽団や交響楽団、ピアノ調律の標準であるA=442 Hzを筆頭に、国際標準の440 Hz、古楽の415 Hzなど、あらゆる調律標準の基準ピッチを歪みのない純音(サイン波)で再生できます。単音の連続ドローン再生や弦ごとのピッキング音シミュレーション、主要楽器の全開放弦自動分散再生に対応し、耳を使った調弦練習を支援します。
操作パネル
耳を守りましょう。小さい音量から始めてください。聞こえないからといって音量を上げないでください。表示はdBFS(デジタル基準の相対値)であり、SPLではありません。
使い方
Web Audioの高精度クロックを用いて、極めて歪みの少ない純粋な正弦波(サイン波)を生成します。ピッチ誤差0.001セント以下の安定した基準音を鳴らします。各音の周波数は基準ピッチとMIDIノート番号に基づき、ハードウェアのサンプリングレートで演算されます。単一の純音のみを含むサイン波のほか、奇数倍音を含む温かみのあるアコースティック弦や減衰プラック音を選択でき、目的の楽器特性に合わせて最適なうなりの検知環境を構築できます。
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楽器や用途に合わせた基準ピッチ(A4 = 440 Hz / 442 Hz / 432 Hzなど)を選択します。
鳴らしたい音名(C、D、E、F、G、A、B)またはオクターブを選んで音を出します。
楽器の音と同時に鳴らし、耳に聞こえる「うなり(周期的な音の揺れ)」が消えて一本の音に溶け込むまで楽器の弦や管を調整します。
画面上部の基準ピッチチップ(442 Hz、440 Hz、432 Hz、415 Hz、430 Hz、444 Hz)をタップするか、スライダーで400〜480 Hzの範囲を0.1 Hz刻みで自由に指定できます。楽器セレクターからギター、ベース、バイオリン、チェロ、ウクレレを選ぶと、各弦カードに現在の基準ピッチに基づく正確な周波数がリアルタイムに反映されます。
連続ドローンモードは音程を持続再生するため、弦楽器の重音確認や管楽器のロングトーン練習に最適です。全体の調弦を一通り流して聴きたい場合は「すべての弦を鳴らす」機能を使用すると、1.2秒間隔で低音弦から順に自動再生されます。
調律基準ピッチの一覧とA440に対する音程偏差
12平均律において、すべての音程はA4の周波数を基準として計算されます。現代の標準ピッチはISO 16でA4=440 Hzと定められていますが、実際の音楽現場では演奏ジャンルや地域によって異なる基準ピッチが採用されています。
特に日本の吹奏楽部や一般バンド、主要なオーケストラでは、ホールでの遠達性と明るい響きを重視してA4=442 Hzが標準として使われています。440 Hzと442 Hzの差は7.9セントですが、合奏時にピッチが混在すると明確な唸りが生じるため、合奏前に確実に統一することが不可欠です。
| 基準ピッチ | 主な用途・時代背景 | 周波数 (Hz) | A440比偏差 |
|---|---|---|---|
| 442 Hz A4 | 日本の吹奏楽・オーケストラ、現代の欧州主要交響楽団、ピアノ調律 | 442.0 Hz | +7.9セント |
| 440 Hz A4 | 国際標準化機構規格(ISO 16)、ポピュラー音楽・DTM・一般的な楽器 | 440.0 Hz | 0.0セント |
| 444 Hz A4 | 一部のヨーロッパ弦楽アンサンブル、高めの調律設定 | 444.0 Hz | +15.7セント |
| 432 Hz A4 | ヴェルディ・ピッチ、音響療法・瞑想音楽、アコースティック調律 | 432.0 Hz | −31.8セント |
| 430 Hz A4 | 古典派音楽(モーツァルト・ベートーヴェン初期)、ピリオド楽器 | 430.0 Hz | −39.8セント |
| 415 Hz A4 | バロック・ピッチ(バッハ・ヘンデル期)、現代音律より約半音低い古楽標準 | 415.0 Hz | −101.3セント |
うなりの音響物理と耳による高精度調律
周波数がごくわずかに異なる2つの音が同時に鳴ると、波の干渉によって音量が周期的に強弱を繰り返す「うなり(ビート)」が発生します。うなりの脈動周波数は、2つの音の周波数の差の絶対値に等しくなります。
たとえば、440.0 Hzの基準音に対して楽器のピッチが442.0 Hzである場合、毎秒2回の明瞭なうなりが聞こえます。ピッチが441.0 Hzまで近づくと毎秒1回になり、440.2 Hzまで合ってくると約5秒に1回のゆったりとした揺らぎに変わります。そして両者が完全に一致したユニゾンの瞬間に、うなりは完全に消滅します。
人間の耳は振幅の揺らぎであるうなりを検知する感度が高いため、基準音ドローンを鳴らしながらうなりを止める調律法は、視覚メーター以上の微細な追い込みが可能です。
- 純音設定では倍音を含まないため、基音同士のうなりを最もシンプルかつ正確に聴き取れます。
- ウォーム弦設定では適度な奇数倍音が付加され、実際の弦楽器の音色に馴染みやすくなります。
- ユニゾンだけでなく、完全5度や長3度の和音を合わせる際にも、純正な響きに近づくほどうなりが静まります。
基準音再生の注意点とトラブルシューティング
スマートフォンの内蔵スピーカーや小型ノートPCは、80 Hz以下の低周波数を再生できない設計になっています。ベースの低音E1(41.2 Hz)やチェロのC2(65.4 Hz)などを再生する際、スピーカーからは音が出ないか歪んだ高調波のみが鳴ることがあります。低音楽器の調律にはヘッドホンや外部スピーカーをご使用ください。
モバイルブラウザでは、タップ操作がない状態での自動発音が制限されています。再生ボタンをタップすることで初めてオーディオコンテキストが起動し、正常に音が鳴り始めます。
- 本ツールは耳で聴いて合わせるための発音ジェネレーターであり、マイク判定が必要な場合は楽器チューナーページをご利用ください。
- 弦を合わせる際は、基準音の音量よりも楽器の音量をやや小さめにして重ねると、うなりの谷間がくっきりと浮かび上がります。
- ピアノやマリンバなど固定音高の楽器はブラウザから個別再調律できないため、基準音を鳴らして全体の狂いの傾向を把握する用途に適しています。
このページでわかること:基準音によるチューニング、ギター・バイオリンの調弦、A440/A432、ソルフェジオ周波数。
よくある質問
A=440 Hzと442 Hzの違いは何ですか?
440 Hzは国際標準規格(ISO 16)の基準ピッチで、ポピュラー音楽やギターなどで広く使われます。442 Hzは日本の吹奏楽やオーケストラ、ピアノ調律で明るく華やかな響きを得るため標準的に採用されています。
チューナーメーターとの違いは何ですか?
マイクで針を見て合わせるチューナーに対し、基準音ジェネレーターは自分の耳で「うなり」を聴き分ける練習になります。相対音感や合奏での耳の柔軟性を養うのに最適です。
ギターの開放弦の音も鳴らせますか?
鳴らせます。6弦E2から1弦E4まで、各弦の音程を指定して基準音を鳴らしながら耳調弦が可能です。
432 Hzやバロックピッチ415 Hzとは何ですか?
432 Hzはヴェルディが提唱した穏やかな響きを持つピッチで、瞑想音楽や音響療法に好まれます。415 Hzはバロック時代の古楽演奏で標準的に使われるピッチで、現代の440 Hzよりちょうど半音近く低くなります。
うなり(ビート)を使って調弦する具体的な手順は?
目的の弦の基準音ドローンを鳴らし、楽器の弦を弾いて同時に伸ばします。ワンワンと脈打つうなりが聞こえるので、ペグを回して脈動の間隔を徐々に遅くしていき、揺らぎが完全に止まったところで調弦完了です。
スマホのスピーカーからベースの低音が聴こえません。
スマホ内蔵スピーカーは80 Hz以下の超低音を再生できません。ベースの低音E1(41.2 Hz)やB0(30.9 Hz)の基準音を聴く際は、イヤホンやヘッドホン、または低音再生に対応したスピーカーを接続してください。