ウクレレチューナー無料|スタンダードC・ローGに対応
ウクレレの調弦を合わせられる、無料のオンラインチューナーです。スタンダードC(GCEA)、ローG、バリトン(DGBE)のプリセットに対応し、折り返しの高G弦の判定も考慮しています。針メーターでズレをセント単位で表示します。ソプラノ・コンサート・テナー・バリトンの全サイズに対応し、初心者でも直感的に音程を合わせられます。
操作パネル
使い方
時間領域の自己相関(NSDF)に放物線補間を組み合わせ、選んだウクレレプリセット(スタンダードC・ローG・バリトン)の各弦の基準音(A4=440 Hzの12平均律)と照合し、ズレをセントで表示します。ウクレレ特有のナイロンやフロロカーボン弦の立ち上がり波形を忠実に捉え、近接する弦同士のピッチ誤認を防ぐアルゴリズムを採用しています。
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プリセット(スタンダードC・ローG・バリトン)を選び、「開始」でマイクを許可してから1本ずつ弾いてください。ナイロン弦は指の腹ではじくと基音がはっきりします。針が中央の緑(±3セント以内)になれば完了です。
ウクレレのナイロン弦(フロロカーボン弦)は新しいうちはよく伸びます。張りたては合わせてもすぐ低くなるため、軽く引っ張って伸ばしてから合わせ直す作業を数回繰り返してください。
ウクレレはボディが小さく音が減衰しやすいため、マイクから15〜20cm程度の距離でポーンと余韻を持たせて弾くのがコツです。ピックではなく親指の腹を使うと不要なアタックノイズを抑えられます。
弾いていない弦は手のひらで軽く触れてミュートしてください。ウクレレは弦同士の音高が近いため、共鳴によってチューナーが隣の弦の音を拾ってしまう現象を防止できます。
ウクレレ開放弦周波数一覧:スタンダードC・Low-G・バリトン対照表
ウクレレは構えた状態で上側の弦が第4弦、下側の最も細い弦が第1弦です。一般的なスタンダードC(ソプラノ・コンサート・テナー)とLow-G、大型のバリトンで調弦が異なります。
各セッティングにおける開放弦の基準周波数一覧(A4=440 Hz基準およびA4=442 Hz基準)は以下の通りです。
ソプラノ(弦長約33cm)、コンサート(約38cm)、テナー(約43cm)の3サイズはいずれも同じスタンダードC調弦です。スケールが長いテナーほど弦の張力が高くなり、ピッチの安定性と音の伸び(サステイン)が向上します。
| 弦番号 | 音名(高G) | 周波数(440 Hz) | Low-G音名・周波数 | バリトン音名・周波数 | 弦の役割と特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第4弦(最上列) | G4(高G) | 392.00 Hz | G3(196.00 Hz) | D3(146.83 Hz) | 通常は再突入の高音。Low-Gでは巻弦低音 |
| 第3弦 | C4 | 261.63 Hz | C4(261.63 Hz) | G3(196.00 Hz) | スタンダードCにおける最低音弦(中央ハ) |
| 第2弦 | E4 | 329.63 Hz | E4(329.63 Hz) | B3(246.94 Hz) | 中音域プレーン弦。明るく甘いトーン |
| 第1弦(最下列) | A4 | 440.00 Hz | A4(440.00 Hz) | E4(329.63 Hz) | 最高音弦。音叉440 Hzと同音で調弦の起点 |
再突入(リエントラント)調弦の音響構造と独特の響き
ギターやバイオリンなどの弦楽器は太い弦から細い弦へ音程が低から高へと順番に並びますが、ウクレレのスタンダードC調弦は第4弦が第3弦より高い「再突入(リエントラント)」構造を持ちます。
4本の開放弦(C4・E4・G4・A4)はわずか長6度(半音9個分、約900セント)の狭い音域内に収まります。これによりコードをストロークした際に低音の濁りがなく、コロコロとした軽快で陽気なハワイアンサウンドが生まれます。
一方、第4弦を1オクターブ下げたLow-G調弦は直線的な音階配列(G3-C4-E4-A4)となり、ソロ演奏やベースラインの重厚なアンサンブルに適しています。
ナイロン弦・フロロカーボン弦の初期伸びとペグ調整法
ウクレレの弦(ナイロン・フロロカーボン・ナイルガット)は高分子素材特有の粘弾性伸長を起こすため、弦交換直後は数日から1週間程度ピッチが下がり続けます。
- 弦の馴染ませ方:弦を張った後、指板上で弦を軽く持ち上げて優しく引っ張り、余分な伸びを取り除いてから調弦する手順を3〜4回繰り返すと安定が早まります。
- フリクションペグの調整:ヘッド裏にまっすぐ突き出たストレートペグは摩擦力で止まっています。ペグが弦の張力で勝手に戻る場合は、ペグ頭のプラスネジを少し締めてトルクを調整してください。
- ギアペグの巻き上げ:減速ギア付きペグは必ず「緩んだ状態から巻き上げながら」目標音に合わせることで、ギアのバックラッシュによるピッチの緩みを防げます。
ウクレレ調弦のトラブルシューティングと相対調弦法
ウクレレはボディが軽くフレット間隔が狭いため、弾き方によるピッチの狂いが生じやすい楽器です。以下のポイントを留意してください。
- 第1弦のオクターブ誤認に注意:第1弦の目標はA4(440 Hz)です。誤って1オクターブ上のA5を目指して巻きすぎると弦が破断するため、画面のオクターブ表記を確認してください。
- 押弦時のピッチ上振れ防止:ウクレレの弦は細く柔らかいため、指板を強く押し込みすぎると音がシャープ(数セント高め)になります。フレットのすぐキワを軽い力で押弦するのが正しいフォームです。
- マイクなしの相対調弦:第3弦4フレットの実音(E4)=第2弦開放弦、第2弦5フレットの実音(A4)=第1弦開放弦、第4弦2フレットの実音(A4)=第1弦開放弦とユニゾンで揃えることで、チューナーがない環境でも相対調弦が可能です。
- ネックへの負担軽減と楽器の保持:ウクレレのネックは薄く軽量に作られているため、調弦中にペグを無理な角度で押し込んだりヘッドに強い力をかけたりすると接合部に歪みが生じます。必ずボディを膝や肘でしっかり抱え込んで安定させてからペグを回してください。
よくある質問
ウクレレの開放弦の音程は?
スタンダードCは4弦G4(392 Hz)、3弦C4(261.63 Hz)、2弦E4(329.63 Hz)、1弦A4(440 Hz)のGCEAです。4弦が3弦より高い折り返し調弦になっています。ローGは4弦だけ1オクターブ低いG3(196 Hz)です。
折り返しの高G弦とは?
4弦が3弦より高く張られる、ウクレレ特有の調弦です。ストラムしたときに高音が混ざってキラキラした響きになります。ローGに替えると4弦が低くなり、ギターに近い流れのソロが弾きやすくなります。
バリトンウクレレの音程は?
D3(146.83 Hz)、G3(196 Hz)、B3(246.94 Hz)、E4(329.63 Hz)のDGBEで、ギターの1〜4弦と同じ並びです。折り返しはなく、落ち着いた低い響きになります。
新しい弦はすぐ狂います。
ナイロン系の弦は伸びが落ち着くまで1〜2週間かかります。張りたては演奏の合間にもこまめに合わせ、弦を軽く引っ張って伸ばす作業を繰り返すと、早く安定します。
音声は外部に送信されますか?
されません。解析はすべてブラウザ内のメモリで行われ、タブを閉じるか停止すればマイクへのアクセスは即座に解除されます。
ペグが固くて回らない、または緩んで滑るときはどうすればよいですか?
フリクションペグ(ストレートペグ)の場合は、ペグ後部の小ネジを精密ドライバーで締めると摩擦が強くなり滑りを防げます。ギアペグが固いときは無理に回さず、ギアの噛み合わせやナット溝の挟まりを確認してください。
ソプラノ・コンサート・テナーでチューニングは変わりますか?
変わりません。ソプラノ、コンサート、テナーはすべて同じスタンダードC(GCEA)で調弦します。異なるのは弦長(スケール)で、テナーの方が弦の張力が高く音の伸びが良くなります。例外は大型のバリトンで、こちらはDGBE調弦を用います。