五度圏|無料のインタラクティブ早見表

五度圏(サークル・オブ・フィフス)とは、すべての長調(メジャーキー)と平行短調(マイナーキー)を完全5度の音程順に円形に配置した、音楽理論の基礎となる早見表です。本ツールでは、12のキーをインタラクティブに選択して調号やダイアトニックコードを瞬時に確認でき、各コードの響きをその場で試聴できます。ギターの移調やカポタスト選び、作曲やコード進行の分析に登録不要で役立ちます。

操作パネル

使い方

外側に12の長調、内側にそれぞれの平行短調を配置したインタラクティブなSVG円環ダイアグラムです。選択されたキーに応じて、調号(シャープやフラットの個数と該当する音名)および主要三和音・副三和音を含む7つのダイアトニックコードをpiano-theoryモジュールから算出して一覧表示します。各コードの試聴にはWeb Audio APIによる専用の撥弦シンセシス(三角波とオクターブ倍音を低音通過フィルタで減衰させる合成)を用い、外部音源の読み込みなしで即座に和音の響きを確認できます。ポップス・ジャズ・ブルースの定番コード進行ループ再生機能も備えています。

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    円環の外側には12の長調(メジャーキー)、内側にはそれぞれの平行短調(マイナーキー)が配置されています。時計回りに進むと完全5度(シャープが1つずつ増加)、反時計回りに進むと完全4度(フラットが1つずつ増加)の関係になっています。円上の任意のキーをクリックまたはタップすると、そのキーが選択状態になり、右側の情報パネルに詳細が表示されます。

    キーを選択すると、その調の「調号」(シャープやフラットの数と具体的な音名)と、平行調(長調に対する短調、または短調に対する長調)が表示されます。さらにその下には、そのキーのダイアトニックコード(I、ii、iii、IV、V、vi、vii°)がローマ数字の度数とともに並びます。各コードボタンをクリックすると、ブラウザ内で合成された和音の音が鳴り、響きを耳で確かめることができます。

    ギター演奏において、五度圏はコード進行の理解や移調、カポタストの選択に欠かせないツールです。隣り合うキー同士は共通のコードが多く、滑らかな転調やコード進行の組み立てに役立ちます。また、曲のキーが難しくて押さえにくい場合でも、五度圏を使って弾きやすいキー(CやGなど)に移調し、その差分をカポタストで補うことで、簡単なコードフォームのまま原曲のキーで演奏できます。

    画面下部には、ポップス(I–V–vi–IV)、ジャズ(ii–V–I)、12小節ブルースといった代表的な定番コード進行のプリセットが用意されています。「再生」ボタンを押すと、メトロノームに合わせたテンポで各コードが順番に自動再生され、円環上の和音の関係を耳と目で同時に体感できます。

    五度圏の覚え方のコツとして、まずは時計の12時の位置にある「Cメジャー(調号なし)」を基準に覚えるのが近道です。時計回りに進むシャープ系は完全5度上(G → D → A → E → B → F♯)、反時計回りに進むフラット系は完全4度上(F → B♭ → E♭ → A♭ → D♭)の順に調号が1つずつ増えていきます。また、長調の3半音下(短3度下)が常に平行短調になるという規則性を理解すると、短調の把握も容易になります。

    ギターでの実践的なコードフォーム習得には「ギターコード初心者ガイド」、指板上のポジションやストロークの試聴には「バーチャルギター」が役立ちます。管楽器や吹奏楽との合奏前のチューニング確認には「442Hzチューニング」もご利用いただけます。

    よくある質問

    五度圏とは何ですか?

    12の調(キー)を完全5度の音程関係に従って時計回りに円形に並べた音楽理論のダイアグラムです。時計回りに進むとシャープが1つずつ増え、反時計回りに進むとフラットが1つずつ増えます。キー同士の親近性や調号の数、使えるダイアトニックコードが一目でわかります。

    このツールの使い方は?

    円環上の調べたいキーをクリックまたはタップするだけです。外側の輪で長調(メジャー)、内側の輪で平行短調(マイナー)を選択できます。選択すると調号やダイアトニックコードが自動表示され、各コードボタンを押すとその場で和音の音を試聴できます。

    五度圏の効率的な覚え方はありますか?

    調号のない「C」を12時の位置として基準にします。調号のシャープが付く順番は「ファ・ド・ソ・レ・ラ・ミ・シ」の順、フラットが付く順番はその逆の「シ・ミ・ラ・レ・ソ・ド・ファ」の順となります。時計回りに完全5度進むごとにシャープが1つ増え、反時計回りに完全4度進むごとにフラットが1つ増える規則性を覚えるのが近道です。長調と内側の平行短調(短3度下)をセットで把握するのも効果的です。

    ギター演奏や作曲でどのように役立ちますか?

    曲のキーに含まれるコード(ダイアトニックコード)を即座に確認できるほか、曲作りのコード進行の選択や、弾きにくい曲をカポタストを使って簡単なコードに移調する際の計算に大いに役立ちます。隣り合う調は共通コードが多いため、自然な転調を考える際にも便利です。

    短調(マイナーキー)の調号はどう見ればいいですか?

    円の内側に書かれているのが各長調の「平行短調(マイナーキー)」です。平行短調は外側の長調と同じ調号を共有しています。例えば、Cメジャーの内側にあるAマイナーは同じく調号なし(シャープ・フラット0個)であり、外側と内側を見比べることで短調の調号も迷わず特定できます。

    コードの試聴やコード進行のループ再生はどう行いますか?

    表示されたダイアトニックコードのボタンをタップすると、その和音の構成音がギター風の音色で鳴ります。また、下部のプリセットから「ポップス」「ジャズ」「ブルース」などの進行を選んで再生ボタンを押すと、コード進行がテンポに合わせて自動でループ演奏されます。