ダイナミックレンジブラインドテスト|圧縮を聴く

圧縮やリミッティングがかかった音は、一見同じ音量でも「迫力」や「打撃感」が失われています。このテストは同じ音楽信号に異なる強さの圧縮をかけ、ABX方式で違いを聴き分けられるかを統計的に判定します。

耳を守りましょう。小さい音量から始めてください。聞こえないからといって音量を上げないでください。表示はdBFS(デジタル基準の相対値)であり、SPLではありません。

使い方

同一のダイナミックなパルス信号に対し、異なる程度のソフトクリップとリミッティングをBに適用し、ABX試行の正解率を二項検定で評価します。

ドラムのアタック、シンバルの余韻、サビの抜け感に注目してください。圧縮が強いほどトランジェントが丸まり、低レベル部分が持ち上がって「のっぺり」した印象になります。

最近のルックアヘッドリミッターは1〜2 dBのピーク低減ならほぼ透明と言われます。本当に透明かを確かめるには、このような二重盲検テストが必要です。

よくある質問

クレストファクターとは?

ピーク振幅とRMS平均の比(dB)です。非圧縮のドラムは14〜20 dB、強くリミットされたポップスは6〜8 dBまで下がります。

圧縮を聞き分ける手がかりは?

トランジェントの鈍り(スティックの打撃感の減少)、余韻の持ち上がり、ポンピング、密なパッセージでの飽和感などです。

高級リミッターは透明ですか?

オーバーサンプリング付きのルックアヘッドリミッターは1〜2 dB程度のピーク処理ならほぼ透明と言われます。二重盲検で確かめるのが確実です。