ビオラチューナー無料|CGDA標準チューニングに対応

ビオラチューナー(オンライン・無料)は、ビオラの開放弦4本(C3・G3・D4・A4、CGDA)をブラウザのマイクで1弦ずつ高精度に調弦できる測定ツールです。C3=130.81 HzからA4=440 Hzまでの4弦を1本ずつ測定し、針メーターでズレをセント単位で表示します。中央の±3セント以内で緑色に点灯し、直感的にピッチを合わせられます。A415〜A444の基準ピッチ変更にも対応しています。バイオリンより完全5度低く、チェロより1オクターブ高い中音域を担当し、ハ音記号(アルト記号)で記譜されます。太いC線の発音や倍音測定のコツ、ペグと微調整ネジの使い分け、日本のオーケストラ標準A442ピッチまで詳しく解説しています。音声解析は端末内で行われます。

操作パネル

使い方

時間領域の自己相関(NSDF)に放物線補間を組み合わせ、ビオラの4弦C3〜A4に対するズレを検出します。基準ピッチ(A415〜A444、A442を含む)の変更は全目標音に反映されます。基準は12平均律で、解析はすべてブラウザ内で行われます。約50ミリ秒間隔で音程を解析し、最低音C3=130.81 Hzを含む低音域の波形を安定して捉えられるよう周期性判定を最適化しています。画面の基準ピッチチップ(A415〜A444)で全弦の目標周波数が切り替わります。弦カードの「音を聴く」ボタンから基準音を鳴らし、耳で唸りを聴いて合わせる調弦にも対応しています。解析は端末内のWeb Audio APIで行われます。

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    「開始」でマイクを許可し、1本ずつ弓で長く弾いてください。ピッツィカートよりアルコの方が基音が安定します。針が中央の緑(±3セント以内)になれば完了です。

    合奏でA442を指定された場合は、基準ピッチを442 Hzに切り替えてから合わせてください。大きくズレているときはペグで、仕上げは微調整ネジで行うのが基本です。

    弓は駒と指板の中間に置き、均一な力加減でまっすぐ弾いてください。太いC線とG線は発音が遅いため、音の出始めではなく響きが乗った持続音で針を判定するのがコツです。

    測定中の弦以外の開放弦が共鳴しないよう、弾いていない弦には左手を軽く添えてミュートしてください。ビオラはボディが強く共鳴しやすいため、不要な倍音で針が揺れるのを防げます。

    高くなっている弦は一度ペグを緩めて目標より低くしてから巻き上げます。下から合わせることでペグの摩擦が安定します。最後にC-G、G-D、D-Aの各5度重音を弓で弾き、唸りのない響きを確認します。

    ビオラの開放弦周波数一覧とハ音記号(アルト記号)対照表

    ビオラの弦は奏者から見て左から第4弦(C線)、第3弦(G線)、第2弦(D線)、第1弦(A線)の順に並び、完全5度間隔で調律されます。

    楽譜には中央ハ(C4)が第3線に位置するハ音記号(アルト記号)が使われます。日本のオーケストラ標準A4=442 Hz基準時の周波数と各弦の音響特性は以下の通りです。

    ビオラ開放弦の基準周波数とハ音記号対照表(440 Hz / 442 Hz)
    弦番号音名ハ音記号の五線位置A4=440 HzA4=442 Hz音響特性と調弦の要点
    第4弦(最低音)C3下第2間(中央Cの1オクターブ下)130.81 Hz131.41 Hz最も太い巻弦。深みのある低音。均一なボウイングで基音を鳴らす
    第3弦G3第1間(第1線と第2線の間のソ)196.00 Hz196.89 Hzバイオリン第4弦と同音。温かく豊かな中低音
    第2弦D4第3間(中央Cのすぐ上のレ)293.66 Hz295.00 Hzバイオリン第3弦と同音。芯のある明瞭な音色
    第1弦(最高音)A4上第1間(中央Cの長6度上のラ)440.00 Hz442.00 Hz最も明るい高音弦。合奏全体のピッチを合わせる基準弦

    ビオラ・バイオリン・チェロの調弦関係とオクターブ対比

    ビオラは弦楽合奏で内声を担当し、高音のバイオリンと低音のチェロをつなぐ要の楽器です。

    チェロとは同じ「CGDA」ですが、ビオラはチェロの1オクターブ上(周波数2倍)です。指使いは共通しますが、顎で挟むビオラと床に立てるチェロでは構えや記譜が異なります。バイオリンとは「GDA」の3弦が共通し、ビオラは完全5度低い音域です。

    ビオラのボディサイズとC線の音響設計

    ビオラは音響工学的に個性的な楽器です。バイオリン(胴長約35.5 cm)の完全5度下を純正なプロポーションで鳴らすには胴長50 cm以上が必要ですが、顎で挟んで演奏する身体的限界から実際のビオラは39〜42 cm程度で作られています。

    このサイズ差を補うため、最低弦のC線は太く高張力な巻弦が張られています。小型の楽器ではC線の基音が弱く倍音が強調されやすいため、マイク測定時に針がオクターブ上のC4に跳ねることがあります。駒寄りでしっかり弾き、持続音で測定することが大切です。

    日本の442 Hz合奏ピッチと安全管理

    日本のオーケストラではA4=442 Hzが標準です。合奏の調律手順は、当サイトの「442Hzチューニング」ツールや「合奏調律ガイド」(下記関連リンク参照)でも解説しています。

    • 弦交換は1本ずつ行う:駒は弦の圧力だけで立っており、魂柱も挟まっているだけです。4本同時に外すと駒や魂柱が倒れ、工房での修理が必要になります。
    • ペグを無理に回さない:木製ペグが固着しているときに力任せに回すとペグボックスが割れる恐れがあります。ペグコンパウンド等で調整してください。
    • 調弦後の駒の傾き確認:巻き上げの力で駒が指板側へ前傾しがちです。駒の裏面(テールピース側)が表板に対して直角を保っているか定期的に確認しましょう。

    よくある質問

    ビオラの開放弦の音程は?

    低い方からC3(130.81 Hz)、G3(196 Hz)、D4(293.66 Hz)、A4(440 Hz)のCGDAです。バイオリンを完全5度下げた並びで、チェロを1オクターブ上げた音域に相当します。

    チェロの調弦との関係は?

    ビオラのCGDAは、チェロのCGDAを1オクターブ上げたものです。音名の並びは同じため、チェロ奏者がビオラに持ち替えても指の関係はそのまま使えます。

    A442とは何ですか?

    オーケストラや吹奏楽で使われる、A4=442 Hzの基準ピッチです。440 Hzより明るく華やかに響くため、日本のクラシック現場では標準的です。共演者の基準に合わせて切り替えてください。

    音声は外部に送信されますか?

    されません。解析はすべてブラウザ内のメモリで行われ、タブを閉じるか停止すればマイクへのアクセスは即座に解除されます。

    C線(最低弦)の針が安定しない場合の弾き方は?

    C線は立ち上がりが遅いため、駒と指板の中間を一定の弓圧で長く弾いてください。針がC4に跳ぶ場合は倍音が強いため、弓を落ち着かせて持続音を保ちます。

    ペグとテールピースの微調整ネジの使い分けは?

    大きく狂ったときはペグで合わせ、日常の数セント単位の狂いはアジャスターで微調整します。ネジが底付きしたら一度緩め、ペグで戻してから調整してください。