声域テスト|自分の声種を診断(ソプラノ〜バス)
無料の声域テストとして、マイクに向かって無理なく持続できる最低音と最高音を歌い、その音程から声域(何オクターブ何半音)と声種の目安を判定します。バス〜ソプラノの6分類との重なりを確認でき、音はブラウザ内だけで処理されて保存されません。
操作パネル
使い方
時間領域のNSDF自己相関とサブサンプル補間で歌声の基本周波数(F0)を検出し、12平均律の音名とMIDI番号に変換して音域の幅を半音・オクターブで計算します。
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マイクを許可し、まず楽に出せる最低音を「アー」「ウー」「ムー」などで1〜2秒持続します。次に裏声やヘッドボイスを使い、無理のない最高音を1〜2秒持続します。喉に力を入れず、痛みがあればすぐ中止してください。
結果はピアノロール上に音域として表示され、6つの声種(バス、バリトン、テノール、アルト、メゾソプラノ、ソプラノ)との重なりを確認できます。実際の声種は音域だけでなく、最も輝くテッシトゥーラで決まることも覚えておいてください。
本テストは歌唱の参考情報であり、医学的な診断ではありません。喉の痛みや声のかすれが続く場合は歌唱を中止し、耳鼻咽喉科の専門医にご相談ください。
声種別の基準音域一覧(クラシック声楽の6大分類)
クラシック声楽のファッハ(Fach)体系では、声域の広さと最も美しく響く中心音域(テッシトゥーラ)に基づいて歌声を6つの声種に分類します。本ツールの判定エンジン(A4 = 440 Hz基準)が照合を行う基準音域と周波数は下表のとおりです。
なお、この表の音域は標準的な目安であり、実際の声域には大きな個人差があります。話し声の高さと歌唱声域が一致しないことも多く、同じ音域幅でも最も豊かな響きが得られる帯域は人それぞれ異なります。合唱でのパート分けとソロでの適性が分かれる場合もあるため、境界線上の結果は個性として捉えてください。
| 声種 | 伝統的区分 | 基準音域 (SPN) | 周波数範囲 (Hz) | 快適なテッシトゥーラ |
|---|---|---|---|---|
| バス (Bass) | 男性低音 | E2 – E4 | 82.4 – 329.6 Hz | G2 – C4 |
| バリトン (Baritone) | 男性中音 | A2 – A4 | 110.0 – 440.0 Hz | C3 – E4 |
| テノール (Tenor) | 男性高音 | C3 – C5 | 130.8 – 523.3 Hz | E3 – G4 |
| コントラルト (Contralto) | 女性低音 | F3 – F5 | 174.6 – 698.5 Hz | A3 – D5 |
| メゾソプラノ (Mezzo-Soprano) | 女性中音 | A3 – A5 | 220.0 – 880.0 Hz | C4 – F5 |
| ソプラノ (Soprano) | 女性高音 | C4 – C6 | 261.6 – 1046.5 Hz | E4 – A5 |
国際式音名表記(SPN)とドレミ・半音計算の基礎
音の高さは「国際式ピッチ表記法(Scientific Pitch Notation: SPN)」で表されます。アルファベット音名(C〜B)にオクターブ番号を付与する形式で、ピアノ中央のドをC4(中央ハ、約261.63 Hz)、調律の基準ラをA4(440.0 Hz)と定めます。オクターブ番号はCから始まりBで切り替わるため、B3の半音上がC4となります。
十二平均律では12半音で1オクターブを形成します。例えばA2からA4までの幅は24半音、すなわちぴったり2オクターブです。
- ドレミ階名との対応: C=ド、D=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シに対応します(例: C3は低いド、C4は真ん中のド、C5は高いド)。
- 声域とテッシトゥーラの違い: 声域は出せる限界の全音域ですが、テッシトゥーラは無理な力みなく豊かな響きを保ち続けられる1.5〜2オクターブの中心領域です。
- 日による体調変化: 声帯の筋肉や粘膜の状態により、起床直後や疲労時は測定結果が半音〜1音前後することが一般的です。
歌声ピッチ検出の仕組みとトラブルシューティング
本ツールはWeb Audio APIを用いて時間領域のNSDF自己相関アルゴリズムにより基本周波数(F0)を抽出します。音声はブラウザ内でのみ処理され、外部送信されません。明瞭度が82%以上に達し、4フレーム連続で安定した音程を記録します。受音帯域は約55 Hz〜1600 Hzをカバーしています。
- 一定の母音を伸ばす: 「アー」や「オー」などの母音を一定の音量で1〜2秒まっすぐ伸ばすと素早く安定して検出されます。
- マイクとの距離と吹かれ: マイクから15〜20 cm離れ、息を直接吹きかけない角度で歌うことでポップノイズを防げます。
- 環境騒音と部屋の反響: エアコンやPCのファンノイズ、強い反響がある部屋では明瞭度が下がることがあります。静かな部屋でお試しください。
- OS音声処理の干渉: macOSの「声を分離」やWindowsの「オーディオ拡張機能」が有効な場合、持続音をノイズと誤認することがあるため、検出が乱れる際は一時的にオフにしてください。
- 声帯の安全と無理のない発声: 喉を締め付けて叫ぶような発声は避け、違和感や痛みを感じたら直ちに中止してください。
よくある質問
声域はどうやって測りますか?
マイクで歌声の基本周波数をリアルタイム解析し、持続できた最低音と最高音を12平均律の音名に変換して、幅を半音とオクターブで算出します。
6つの声種の目安は?
バス(E2〜E4)、バリトン(A2〜A4)、テノール(C3〜C5)、アルト(F3〜F5)、メゾソプラノ(A3〜A5)、ソプラノ(C4〜C6)が古典声楽の目安です。
声域とテッシトゥーラの違いは?
声域は出せるすべての音、テッシトゥーラは最も自然で美しく、疲れずに歌える1.5〜2オクターブの範囲です。声種はテッシトゥーラを重視して判断します。
録音は保存されますか?
いいえ。音声はブラウザ内のメモリだけで処理され、録音ファイルとして保存・送信されることはありません。テストを止めるとマイクへのアクセスも解放されます。
歌う前にウォームアップは必要ですか?
必要です。3〜5分のハミングやリップトリル、軽いサイレンで声を温めてから、無理のない範囲で測定してください。
裏声(ファルセット)やホイッスルボイスも最高音に含めてよいですか?
はい。出せる限界の全音域を把握するため裏声も含めて測定できます。ただし日常的に無理なく歌える実用音域(テッシトゥーラ)とは異なる点にご留意ください。