ヘッドホンエージング|ピンクノイズで慣らし

新品のヘッドホンやイヤホンを鳴らし込む「エージング(慣らし)」用の信号を生成します。全帯域を均等に刺激するピンクノイズと、20 Hz〜20 kHzの対数スイープを交互に再生。15〜60分のタイマーと音量ガードで、ドライバーを保護しながら実行できます。

耳を守りましょう。小さい音量から始めてください。聞こえないからといって音量を上げないでください。表示はdBFS(デジタル基準の相対値)であり、SPLではありません。

使い方

1/f則のピンクノイズ(各オクターブに均等なエネルギー)と20 Hz〜20 kHzの対数サインスイープを交互にループ生成し、指定時間で自動停止します。出力は−14 dBFSを基準に安全側へ制限します。

タイマー(15 / 30 / 60分)を選んで再生を開始します。ヘッドホンは必ず平らな場所に置き、装着したままにしないでください。広帯域ノイズを装着したまま聴き続けると、聴覚疲労や一時的な聴力閾値上昇(TTS)の原因になります。

エージングで物理的に変わるのはダイナミック型ドライバーのサスペンションのわずかな馴染みで、自由空気共振(Fs)が1〜3 Hz下がる程度です。聴感上の変化の多くは、脳が新しい音に慣れる「心理音響的適応」によるものです。

エージング中はヘッドホンを装着しないでください。ドライバーと聴覚を保護するため音量は小さめに保ち、異臭や異音があれば中止してください。聴力に不安がある場合は医療機関にご相談ください。

よくある質問

エージングで音は本当に変わるのですか?

ダイナミック型ではサスペンションの機械的な馴染みでFsが1〜3 Hz下がる程度の変化が測定されますが、二重盲検の聴取試験では「変化」の多くは脳の適応で説明されます。

なぜピンクノイズとスイープの交互なのですか?

ピンクノイズは全オクターブに均等なエネルギーを与えて振動モードを満遍なく刺激し、スイープは低域で最大振幅、中高域でボイスコイルの整列を無理なく運動させます。

音量はどのくらいにすればいいですか?

通常の会話程度以下(このツールでは−14 dBFS前後)にしてください。音量ガードが安全な上限に制限します。高出力での長時間放置はボイスコイルの熱や接着剤の劣化を招きます。

なぜ装着禁止なのですか?

広帯域ノイズと連続スイープは全帯域のエネルギーを長時間耳に届けます。装着したまま鳴らし続けると聴覚疲労を招くため、机の上に平らに置いてください。

何時間くらい必要ですか?

15〜30分のブロックを数日に分け、合計10〜20時間程度で十分です。ドライバーを冷ますため、連続60分を超えないようにしてください。