位相ブラインドテスト|180°反転を聴き分け

スピーカーのプラスとマイナスを逆にしたときに起こる180°の極性反転を、聴き分けられるかを試すABXテストです。対称なサイン波では原理的に聞き分けられませんが、金管や声、キックのような非対称な波形では違いを感じられることがあります。

耳を守りましょう。小さい音量から始めてください。聞こえないからといって音量を上げないでください。表示はdBFS(デジタル基準の相対値)であり、SPLではありません。

使い方

元信号と全サンプルの符号を反転した信号をA・Bとして提示し、ABX試行の正解率を二項検定で評価します。可聴かどうかは波形の非対称性に依存します。

音楽的な信号でAとBを聴き比べ、Xがどちらかを答えます。低域の締まり、アタックの鋭さ、中央の定位などに注目すると違いを感じやすいと言われます。

極性(ポラリティ)は全周波数を同時に反転するのに対し、位相シフトは周波数ごとに遅延量が変わる別の概念です。このテストは極性だけを扱います。

よくある質問

位相と極性の違いは?

極性はすべてのサンプルの符号を反転する180°の反転で、位相シフトは周波数ごとに遅延量が異なる現象です。

絶対位相は人間に聞こえますか?

対称なサイン波では聞き分けられませんが、非対称な実楽器の音では、中耳の非線形性とスピーカーの非対称なサスペンションにより、多くの人が違いを検出できるという報告があります。

制作現場で極性が重要なのはなぜ?

同じスネアを上下2本のマイクで逆極性録音すると、モノラルにまとめたときに低域が大きく打ち消し合います。位相干渉のトラブルを避けるために極性確認が欠かせません。